2021年元旦　冬のザ・リッツ・カールトン日光 子連れ宿泊記

奥日光　ザ・リッツ・カールトン日光の宿泊記

元旦から3日間、奥日光のザ・リッツ・カールトン日光にポイント宿泊してきました。

日光山輪王寺や日光二荒山神社、これらの信仰の源である男体山や中禅寺湖の美しい自然、英国やイタリアの外交官の別荘跡地が公園として整備されるなど、和洋折衷の文化を感じ取れます。

 

ザ・リッツ・カールトン日光の概要・アクセス

概要

東武鉄道株式会社が所有する日光レークサイドホテルの老朽化に伴い、リッツ・カールトンとタッグを組んで、建替えにより建設されたラグジュアリーホテルです。

 

アクセス

いろは坂は除雪車が道を整備しているため、スタッドレスタイヤを装着し、制限速度40kmを保てば、冬季でも問題ありませんでした。いろは坂は一方通行のため、その点も少し安心です。

標高が高い場所を通っているときには、猿の親子をたびたび見かけます。

冬はとても寒く、路線バスの待ち時間等が辛いので、車がおすすめだと思います。JR宇都宮駅からレンタカーで行くと1時間30分程度かかります。

 

定員数は添い寝含めて3名まで！　添い寝の追加は予約後に電話連絡が必要です！

スタンダードルームについては、定員数は2名で添い寝は1名までです。今回は男体山ビューのダブルの客室を予約していました（スイート以上は大人３名の宿泊が可能です）。しかし、リッツ・カールトン日光では例外的に以下のような運用で2名の添い寝を認めることがあります。

到着〜チェックイン

「いろは坂」を抜けると、左手にザ・リッツ・カールトン日光の案内が見えます。目立たないので注意です。

 

ロビーカウンターのあたりです。

 

アライバルロビーで、チェックインを待ちます。

 

バーラウンジに移動し、チェックイン手続きを行います。

 

夜に同じ場所で撮影してみました。バー併設なので、また雰囲気がガラッと変わりますね。

 

ウェルカムドリンクはシャンパンを選択しました（ほかにコーヒー、紅茶、子供はキッズメニューにあるものから選択できます）。

このシャンパンは

ノミネ・ルナール・ブリュット・シャンパン_750mlで、ホテル提供のものは、リッツ・カールトン日光のロゴが入っています。

 

ロビーラウンジで遅めの昼食(軽食）をいただいたところ、元旦のみ特別に「大福茶（おおぶくちゃ）」提供されました。昆布と梅干が入っており、今年一年の無病息災と幸せを願っていただく縁起物のお茶です。

 

こちらは注文した「ザ・リッツ・カールトン日光クラブハウスサンドイッチ」（2,900円税サ別途）です。なかなかのボリューム＆お値段です。

 

 

 

リッツ・カールトン日光のマリオット・ボンヴォイ特典（プラチナ特典　2021年元旦）

2021年三が日時点のマリオットボンヴォイ特典の説明は以下でした。

項目	内容
客室のアップグレード	空室状況による
レイトチェックアウト	プラチナエリート以上（最大16時まで） ゴールドエリート　　（最大14時まで）
SPAトリートメント	ゴールドエリート以上　15%
レークハウスのレストラン割引	シルバーエリート10% ゴールドエリート15% プラチナ以上20％ （年末年始等の除外日設定あり）
朝食（会場選択時に限る）	30％引き（除外日設定なし）←2021年元旦宿泊時 2021年－2022年の年越し時には以下に変わっていました。 シルバー10％、ゴールド15％、プラチナ20％割引（元旦のお節料理は割引対象外。元旦はキッズメニューも割引対象外)

ポイント宿泊（60,000P×2泊）で男体山ビューのツインのお部屋を予約しておりましたが、三が日の繁忙期にもかかわらず、中禅寺湖ビューのツインにアップグレードしていただけました。

なお、マリオットボンヴォイのプラチナステータスでした。ポイントを貯めてお得に宿泊する方法はこちらをご覧ください。

子連れ家族旅行がとてもお得になるSPGアメックスの魅力

 

 

中禅寺湖ビュー（ツインルーム）は景観がとてもおすすめ！

 

木製のカードキーです。技術の高さに驚かされます。エレベーターもカードキーが無いと動かないのですが、かざすだけで、ボタンを触れずとも自動で目的の階へ向かってくれます（1階から乗った場合）。

既に感染症対策の仕様を見越していたかのようです。

 

玄関に入ると、いきなり右手に立派な絵画が登場です。

 

土足禁止です。我々子連れ家族にとっては有難いですし、靴を脱いで上がれると、リラックスができます。和室でありながら、天井高が高く、非常に広く感じます。

 

伝統工芸である鹿沼格子にインスピレーションを受けたインテリアということです。かなり薄手で繊細なつくりになっています。

 

コンセントとUSBポートがソファーの足元に付いていて便利なのですが、意外にコードが邪魔になりがちで、うっかりするとコードがひっかかってしまうので注意です。子供が一回ひっかかってしまいました。

 

 

バルコニーに出ると、とても寒い！当たり前ですが。でも眺めているだけで絵になるので、大変気に入っております。

昨今の感染症流行下のため、バルコニーのテーブル上のランタンの点灯サービスは休止中とのことでした。

 

ベッド正面の引き戸を開くと、洗面台と内風呂があります。シンメトリーを意識しているのか、バスローブや洗面台が一対に設置されていたのが印象的でした。

ここも引き戸になっていました。

 

大浴場が素晴らしく、内風呂を使わなかったので、バスローブの出番はありませんでした。

 

黒扉の奥がトイレです。真っ暗ですが、入ると自動で照明が点灯します。

 

広めのウォークインクローゼットです。金庫とヨガマットもここにありました。大人用の浴衣(男女で丈が若干異なります。）と、傘も用意されていました。

 

玄関横の腰掛の下には下駄もセットされています。館内は浴衣と下駄による移動が可能です（レークハウス除く）。温泉に訪れていた方は浴衣の方がほとんどでした。

館内で持ち歩ける風呂敷セットがあります。

リビングスペースにある和製のミニバーです。リッツのロゴがあるミネラルウォーター、ネスプレッソのコーヒーカプセル、お茶のみ無料です。それ以外は、結構なお値段になります。

柿ピーは子供が勝手に開けそうになるので、本当に注意が必要です。。。すぐに閉じました。

感染症対策のため、75％濃度のアルコールスプレー、個包装マスクもしっかりついています。

洗面台の下にはドライヤーもあります。温泉に行くと、使う機会はありませんでした。

 

子供用のアメニティは外注です。ただし、大人用と同じリッツ仕様のふかふかの子供用スリッパも用意されていました。

 

子供だと浴衣が少し引きずってしまうなど、やや着こなせなかったので、

 

別途子供用パジャマをお願いしました。

 

 

 

ザ・リッツ・カールトン日光のアクティビティ

初日は風呂敷アートを申し込みしました。親子一緒に学びます。

レッスン時間は約1時間、意外と時間がなく、あっという間です。空き客室で行います。

ペットボトルの包み方、手提げ袋の作り方（2通り）などですね。

リッツ・カールトンのアクティビティご担当スタッフの方によるレクチャーです。子供も参加可能です（親の同伴は必要です）。

ちなみに、当ホテルで使用・販売している風呂敷は京都のむす美という風呂敷専門店のブランドのものということです。

 

ザ・リッツ・カールトン日光の大浴場 温泉（露天風呂あり）

 

大浴場へは、本館とは別のはなれへ移動となりますが、冬はとても寒い！

しかし、通路上部に電灯のようなものが、実はストーブで寒さはかなり軽減されます。

 

大浴場は、とても静かな空間。程よい暗さで、温泉の流れる音が響き渡り、視覚よりも聴覚に訴えかける落ち着く空間です。

浴場に入った途端に硫黄の匂いはしますが、つんとした感じはなく、優しめの匂いです。

露天風呂の温度は程よく、おそらく40度未満。硫黄が空気に触れて白濁色になっています。火山岩が武骨に並ぶ景観になっています。

内風呂は無色透明で、露天風呂よりもやや高めの湯温。

いずれのお風呂共に、子供でも長く浸かれる温度で、子連れでもゆっくり芯までしっかり暖まることができます。

初日は少し雪が降っていました。風がやや強い日で、粉雪が横から顔に当たって冷たいものの、温泉は暖かいので、とても快適で風情がありました。雪の日の露天温泉はとても贅沢な体験でした。

 

温泉から出たところに、ラウンジがあります。

 

初日はとちぎ牛乳ととちぎコーヒー牛乳が風呂上りにいただけました。風呂上りに腰に手を当てて飲む牛乳。最高です。しかし、二日目からは水だけになっていました。。。品切れでしょうか。2021-2022の年越し宿泊時もありませんでした。復活してほしい。。。

 

ターンダウンサービス

初日は猿を象った和菓子ととちおとめ、ドライフルーツをいただきました。二日目もドライフルーツをいただきました。

インルームダイニング （夕食）

初日は「日本料理 by リッツ・カールトン」の席が空いているとのご提案がありましたが、やはりお値段が立派でしたので、あきらめ、ルームサービスでいただきました。

年末年始はプラチナエリートのレストラン割引の除外日のため、どうせなら１度は、元々割引がされないインルームダイニングでいただこうと決めていました。

 

うどんです。5歳と３歳にとっては、ボリュームが多めになっています。

オーガニックトマトソースパスタです。

日本料理 by リッツ・カールトンの和食インルームダイニングメニューです。

少し高めですが、車海老天丼セット（4,800円　税サ別途）を二人分オーダーしました。車海老が3本も入っています。

ウェルカムドリンクのシャンパンがとてもコクがあり、フルーティーで美味しかったので、銘柄を聞いてみたところ、ボトルで提供されている「ノミネルナール ザ・リッツ・カールトン ラベル」（13,500円　税サービス別途）とのことでした。それをグラスでリクエストしたところ、特別に2,250円（税サ別途）でいただくことができました。

目の前で、開けていただきました。フルーティーかつやや辛口での見応えのあるシャンパンです。

 

調べてみたところ、ノミネ・ルナール・ブリュット・シャンパン_750mlという銘柄でエノテカが販売（5,000円弱）していたので、早速注文し、自宅でもいただきました（もちろん、リッツ・カールトンのロゴは無いバージョンです）。

 

その他のインルームダイニングメニューはこちらです。

 

 

メインダイニング レークハウスで夕食

ディナーの時間に合わせてリッツ・キッズ「日光猿のかくれんぼ」を予約

リッツ・キッズアクティビティの「日光猿のかくれんぼ」が急遽キャンセルが出たとのことで、宿泊日前週に急遽予約。予約状況は結構動いている印象でした（緊急事態宣言直前という特殊事情もありましたが）。

リッツ・キッズでお預かりいただいている間にレークハウスで夫婦水入らずでディナーをいただきました。

 

 

ホテルのアクティビティご担当の方には幼児２名をお預かりいただき、しかも子供にご飯も食べさせてくださったので、大変お手数をおかけしました。無料（リッツ・キッズの食事代はもちろん別途発生）というのが申し訳ないくらいです。

 

メインダイニング　レークハウスのディナーコースがとてもおすすめ！

さて、17時からディナーですが、少しフライングして到着したところ、中に通していただけました。

スタッフの方にエスコートされ、エレベータで地下に降ります。通されたソファー席の前で、静かなBGMとともに、パチパチと燃える暖炉の音が何とも良い雰囲気を醸し出しています。

最初はイタリア・ロンバルディアで最高峰といわれるスパークリングワイン「アルマ・グラン・キュヴェ・ブリュット・ベッラヴィスタ」（2,500円税サ別途）をいただきます。これでも一番安いスパークリングです。。。

焼きたての自家製パンが風呂敷につつまれてサーブされます。オリーブオイルと共にいただきます。美味しくてお替わりしてしまいました。

ディナーコースは1種類のみで、税サ別途で10,000円です。こちらをオーダー。

紫蘇とチーズの塩味を、トマトととちおとめの甘味がまろやかに仕上げています。

冬にはいいですね。お出汁がとても美味しかった。

グレモラータ（パセリ、レモン、ニンニク、塩）のさっぱりソースと赤ワインソースの二刀流で足利マール牛のグリルをいただきます。

赤ワインはピノ・ノワール（2,500円税サ別途）のグラスです。

カライブとはカリブ産のカカオ豆のようで、それを使ったチョコレートケーキと、バニラアイス、ミックスベリーと、最後まで栃木らしく苺で攻めてきました。

このあたりで、日光猿のかくれんぼが終了し、いいタイミングでリッツのアクティビティ担当のスタッフの方に連れられて、子供たちが戻ってまいりました。

食後のコーヒーはありましたが、冬なので、温まりたく、ホットバタードラム(1,800円税サ別途）をいただきました。

1月2日のディナーでしたが、やはり緊急事態宣言間近ということで、我々のあとに2組（ファミリーの方、カップルの方）がいらっしゃったのみで、密からは程遠い状態でした。予約自体をかなり制限しているとのことでした。

ちなみにプラチナ特典除外期間でしたので、アルコールをそれなりにいただくと、39,000円強のお会計まで膨れ上がりました。。。ついついお財布のひもが緩んでしまいました。

しかし、基本的にはプラチナ特典のレストラン割引が適用されます（ゴールド15％　プラチナ20％　等）ので、リッツのメインダイニングのコース（しかもステーキあり）が10,000円（税サ抜・割引適用前）/人というのは、コスパ最高だと思っています。

インルームダイニング （朝食）

日の出直後の景色でお目覚めです。やや霧がかっているように見えました。

少し時間が経つと快晴で、雪も解けて、中禅寺湖の景色も色鮮やかになっています。バルコニーに出ると、右側に男体山がはっきりとお目見えしています。

 

まずはインルームダイニングで和朝食(6,000円税サ別途）をいただきます。インルームを選択すると30％の朝食割引の独自特典は適用されないようです(インルームダイニングと同じ扱い？）。事前の説明があれば、会場を選択したかもしれないですね。

なお、リッツ・キッズの朝食は、12歳未満のお子様に提供可能（2歳未満の場合は無料）。うちはマリオットボンヴォイ特典（プラチナ特典）で無料でした。
(2021年2月13日追記）マリオットボンヴォイ特典の全ての会員の12歳以下のお子様の朝食は無料となったようです。

⇒またまた運用が変更となり、子供であっても大人と同じメニューをオーダーする場合は大人と同額。もしくはキッズメニュー2,300円(税サ込　エリート割引は適用可能）。ブッフェメニューのみの場合は無料ですが、牛乳、プリンくらいですから、結局、大人の食事のお取り分けになりそうですね。

 

うちは2人とも焼き魚定食でした。シンプルですが、丁度良いバランスとボリュームです。魚が大好評でした。

 

大人の洋朝食、和朝食、コンチネンタルブレックファスト等のメニューです。

ボリュームがすごいので、テーブルの上がいっぱいになってしまいます！

ご飯が手軽にお替わりできるのが、ちょっと嬉しい。

鮭に油が乗っていて、美味しいです。朝からお造りをいただけるのも、贅沢なことです。

中禅寺湖を眺めながらの朝食は贅沢ですね。

 

日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光の朝食

マリオット ボンヴォイ会員ならば朝食3割引きとなりお得です！

ホテル独自の割引であるため、除外日はないとのこと。お正月期間も割引対象です。

→元旦のおせちは特別価格であることから、割引対象外でした。

なお、インルームダイニングの場合と、メニューに大きく差はありませんが、洋食、和食ともにメインの内容で一部選択可能な項目があります。

あとは、デザートのみ簡単なブッフェ方式になっている点が異なります。

とちぎ牛乳ととちぎコーヒー牛乳も発見！

 

子供は温度玉子を選択

大人は和食と洋食をそれぞれ選択しました。

 

海老原ファームという契約農家の方から仕入れたお野菜を、ジンジャーソースのドレッシングで和えたサラダです。

 

パンの盛り合わせは、正方形でリッツ・カールトンのロゴ入りのミルク食パン、ヘーゼルナッツデニッシュ、クロワッサン。ジャムは2種の苺（スカイベリーととちおとめ）ジャムとマーマレードジャムです。

 

奥日光がイギリス大使館の方々の別荘地であったという歴史的な所縁から、洋の銀食器はイギリス製の老舗ブランド「ロバートウェルチ」を採用しているとのこと。こだわりを感じますね。

 

ザ・リッツ・カールトン日光のランチ

おすすめランチは蕎麦御膳（5,200円税サ別途）

日本料理 by ザ・リッツ・カールトンの年末年始のディナーは2万円台のみなので、なかなか手が出ませんが、ランチであれば、比較的コストパフォーマンスの優れた御膳もいただくことができます。

子供はリッツ・キッズのビーンズカレーをオーダー。

大人は日光蕎麦御膳(5,200円　税サ別途）をオーダーしました。

まずは北海道産の鱈葉蟹と栃木県産ほうれん草のオイル和え

鼈甲餡（べっこうあん）の茶わん蒸し

メインのお蕎麦は、汁につけていただく方法と、オリーブオイルと塩をまぶして、パスタのようにいただく二つの食べ方が説明されます。

オリーブオイルに付けて食べると、とてもさっぱり！夏だったら、特に美味しいでしょうね。

 

 

こちらはロイヤルブルーティー釜炒り緑茶 IRIKA炒香（1,850円税サ別途）。

宮崎茶房の手摘み緑茶の香りを活かすために釜で炒る製法で生産されている高級緑茶です。食品添加物等は一切使っていません。日本料理、特に天婦羅料理に合います。

 

こちらは福建省産の高級ジャスミン茶です。

年末年始の周辺観光は？

宇都宮からリッツ・カールトンへ向かう途中の観光スポット

宇都宮駅から奥日光へ向かう場合、経由地にいくつかの観光スポットがありますので、旅行初日、又は、最終日に訪れるとよいかもしれません。

日光の社寺（日光東照宮・輪王寺・二荒山神社）

「日光の社寺」は江戸幕府の初代将軍徳川家康を祀る「日光東照宮」、勝道上人を開祖とする山岳信仰の聖地「二荒山神社」、天台宗三山の一つでもある「輪王寺」の「二社一寺」と、これらを取り巻く１０３棟の建造物等の総称です。

江戸文化の豪華絢爛たる装飾で知られ、仏教と神教が融合した独自の信仰形態が育まれたことから、世界遺産に登録されています。

日光東照宮にかなりの人が初詣でにぎわっていましたが、おすすめは離れにある輪王寺大猷院（たいゆういん）です。元旦でしたが、結構空いていました。

４体の夜叉像がおさめられている「夜叉門」、色鮮やかかつ精緻な彫刻を備えている「唐門」、多くの金彩が使用され「金閣殿」とも異名を持ち、内部は狩野探幽が描いた唐獅子、竜の絵などが拝見できる国宝「拝殿・相の間・本殿」があります。

下記は日光山輪王寺公式HPの写真ギャラリーになります。

日光山輪王寺公式HPへ

江戸三代目将軍である徳川家光の霊廟で、全体的に豪華で迫力のある建造物や作品を拝観出来ます。

 

 

アクセス

宇都宮から日光東照宮エリアはまでは車で50分程度、そこからリッツ・カールトン日光は車で約30分です。

公共交通機関の場合は、JR日光駅・東武日光駅から東武バス「世界遺産めぐり」で１３分、「大猷院・二荒山神社前」下車。

 

日光ストロベリーパーク(日光エリア）

品種はとちおとめ、スカイベリー、とちあいか、紅ほっぺです。ただし、品種は選べません。

リッツ・カールトン日光周辺の観光スポット　～年末年始～

リッツ・カールトン日光がある中禅寺湖の周辺で、伺った観光スポットを紹介します。

ホテルから外出するときに、ホテルのスタッフの方が鐘を鳴らしてくださいます。いざ、出陣といった感じです。

 

「日光山中禅寺 立木観音」で護摩祈祷

護摩祈祷について

護摩祈祷とは、インド伝来の密教の秘法で、僧侶が護摩壇に向かい、作法に従って仏の智慧（ちえ）の火を焚き、様々な供物を焚き上げ、厄難や災難を払うものです。日光山中禅寺は日光山輪王寺の別院であり、リッツカールトン日光から車で３分程度で到着します。

日光山輪王寺や東照宮よりも、こちらがホテルから近くて、とてもおすすめです。

予約方法

直接、電話（0288-55-0013）により予約します。ただし、住職の方のスケジュールや、護摩炊きの準備が必要なので、遅くとも前日までの問い合わせが必要です。祈祷そのものの所要時間は40分程度です。

 

祈祷時間

輪王寺本院では一日三回（年始は五回）という形で、定時の護摩祈祷が実施されますが、こちら中禅寺は通年で９時から１２時の間に実施します。所要時間は約４０分です。完全予約制で実施。定時の実施はありません。土日祝日も実施します（ただし、除外日があるので、ホームページで確認しておきましょう）。

 

料金

御札の種類と木箱の大きさにより、5千円、1万円、2万円、3万円のいずれかのご祈祷を受けられます。また、祈祷前に２つ願い事（家内安全、学業成就等）を選択して、住職の方にお伝えします。

 

実際に体験してみた感想

 

祈祷までの時間がある場合、住職自ら、奥日光の歴史や修剣道のお話等をしてくださる場合があります。大変貴重な時間でした（宗教の難しい話ではありません）。しかも、大変気さくな方で、我々のような宗教もよく分からない観光客にも丁寧にご対応いただきました。

祈祷自体は非常に力強い祈祷で、しっかりと厄を払ってくださるといった感じです。

祈祷後は住職自ら、ご本尊「立木観音」の祭壇や道場をご案内いただきました。五大堂の道場の階段を上っていくと、中禅寺湖と男体山を臨む絶景のスポットがあります。まさにパワースポットと言えます。

 

リッツ日光のアクティビティとしてもメニューがありますが、海外からの観光客向けの設定なのか、送迎込となり、かなり割高になってしまいます。

日光二荒山神社中宮祠

奥日光宿泊者限定の八乙女神楽を鑑賞できる

2020年10月より奥日光エリアの宿泊客限定で伝統の八乙女神楽を格安で鑑賞できます。新年は神楽の祈祷を受け、家内安全、身体健全、縁結び等のご利益を受けてみてはいかがでしょうか。

 

予約方法

前日までに、宿泊施設を通じての予約が必要となりますが、たまたま空いていた時間があったようで、我々は当日受け付けてもらうことができました。

なお、リッツ・カールトン日光の担当者の方によっては、御存じない場合もあるので、その場合には、まずは二荒山神社中宮祠にお問い合わせてみるのが良いでしょう。最終的には、宿泊しているホテルのスタッフの方からの予約をしていただく必要があります（リッツ・カールトン日光の送迎付きの有料アクティビティとは全くの別物です）。

リッツのアクティビティ経由ですと、1名10,000円と高額なので、直接予約がおすすめです。上記の予約方法ですと1団体で最安3,000円です。やや距離があるので、移動は車が便利です（３分程度。徒歩でも15分程度）。

 

 

奥日光宿泊者限定の八乙女神楽の鑑賞

 

華厳の滝

華厳の滝はザ・リッツ・カールトン日光から徒歩で10分以内到着できる距離です。エレベータで下り、華厳の滝を目前に楽しみます。

下記から入場し、専用エレベーターで100メートルほど下降します。

項目	詳細
料金(エレベータ往復料金）	中学生以上570円　小学生340円　幼児無料
営業時間	9:00～16:30

冬ですと、滝の一部が凍る氷瀑を楽しむことができます。

 

男体山の噴火により、中禅寺湖の湖水が大尻川となって流れだし、大岩壁から一気に約100m落下する壮大な雄姿が見られるようになったということです。毎秒0.3トンもの水量があるそうです。最終的には鬼怒川に合流します。

 

龍頭の滝と茶屋

龍頭之茶屋のイートインでランチができます。営業時間は10:00～16:00です。

 

目の前に龍頭の滝が流れています。

雑煮がとても美味しかったです。ただし、座席間が密なのでその点は注意ですが。

おみやげで鬼滅ののキーホルダー（1個500円）が売っていました。日光らしく見ざる言わざる聞かざるということです。禰豆子はもちろん言わざるですね。

 

年末年始は休止しているもの

中禅寺湖のスワンボート・遊覧船

12/1-3/31は営業休止期間ですので、冬に観光される場合は注意です。

 

今回宿泊した予約プランについて

ポイント宿泊特典と通常料金

 

予約をしたのは2020年8月下旬。宿泊数を制限していたようで、予約した数日後には有償の空きも検索できなくなっていました。

代わりに1/4~2泊だと、税サ込で23万円強。それと比べると元旦からの２泊で120,000ポイントなので、かなりお得と感じています。

お会計

ただ、せっかくなので、ホテル内で食事をしたかったこともあり、最終的には結構なお値段となりました。個人的には朝食付き、夕食付プランをうまく使うのも手かもしれないなと思いました。

 

項目	金額（円）
バレーパーキング	3,000×２泊＝6,000
朝食（2回分）	インルーム（6,000×2人）+会場（4,200×2人）＝20,400
インルームダイニング（3日間合計）	車海老天丼4,800×２+シャンパン2,250×２+リッツ・キッズ1,800×２+カフェオレ1,500×２+海老原ファームのフライドポテト1,200＝21,900
レークハウス+リッツキッズ	コース10,000×２+シャンパン2,500×２＋赤ワイン2,500×２+ホットバタードラム1,800×２+リッツ・キッズ1,800×２＝37,200
ランチ（日本料理byザ・リッツ・カールトン）	蕎麦御膳5,200×２+プレミアム茶1,800×２+リッツ・キッズ1,800×２＝17,600
合計	103,100円　税とサービス料（13%）込で128,153円

レイトチェックが認められたのですが、その場合は最終日も清掃してくださるのですね。

最終日は快晴で、中禅寺湖も青々として、とても美しかったです。

 

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